今回の旅行は夫が忙しいこともあって何の計画も立てないまま ドレスデンに来てしまいました。
日曜日のみ夫は1日時間が取れるということでマイセンにでも行ってみようか・・ということになり エルベ川の 遊覧船でも乗るつもりで ホテルの人に聞くと”マイセンまでは鉄道で簡単に40分もあれば行けますよ” それは好都合と出かけてみました。 Sバーンと呼ばれる鉄道はなかな快適でしたが あと3つめでマイセン駅というところで急に電車はストップ! 一緒の車両に乗り合わせたおばさまはキュッと眉間にしわを寄せドイツ語で話しかけてくる。??? 降りれば おじさんまで”■△×○ マイセン?” こちらこそ ”マイセンはどうなっているの?” 聞きたいぐらい・・・。 小さな双子の男の子が♪♪マイセン! ♪♪マイセン!と歌っているのでこの家族も行くのだなと見当を 付けて後を追いました。 何という駅で降りたのか忘れましたが 炎天下のバス停で待つこと40分。 やっとバス到着。ヤレヤレデス! マイセンの見所は有名な磁器マイセンの磁器工場と丘の上に立つアルブレヒト城の2ケ所でしょうか。 マイセン駅から歩くこと20分 エルベ川にかかる橋に出るとお城が見えてきます(1番上の画像) やっと来たと実感できます♪ マルクト広場にあるカフエでランチ メニューの中身を英語で尋ねると店の人は何だか要領を得ません。 隣のテーブルにいたご家族が通訳をかってくださり これは私たちの好物ですよと親切にも 教えて下さったのがいわゆるロールキャベツにパイ皮がかぶせてあったもの。とても穏やかな味で美味しかった♪ (ドイツの料理は味がしっかりしすぎて半分も食べられないこともある・・・) マイセンはワインの美味しいことでも有名だそうで町のお店やさんやカフエには葡萄の鉢植えがたくさん見られます 石畳みの通りを抜け 細い急な階段を上り さらに坂を上がると大聖堂とアルブレヒト城にたどり着きます。 ドレスデンのザクセン王アウグスト1世がベトガーさんに命じて白色磁器を作らせたのがマイセン磁器の始まりだそうで このお城にベドガーさんを閉じ込めて制作させたそうな。 それにしても暑くて暑くて やっとお城に着いた私たちはもうヘトヘト! ただお城から眺めたマイセンの町並の美しさに救われた思いでした。(1番下の画像デス) 元来た道を引き返すときに目についたのが 34度(*T∇T; これからまた30分磁器工場まで歩くことに・・・。 士気が衰えた夫を なだめ すかしてやっと工場へ着いたのですが、建物の裏側に着いてしまいました! 制作工程を4つの部屋に分かれて見学します。 イヤホンを付けるといやに言語がよくわかる♪ 日本語だ(*^-^)ニコニコ 最後の絵付けが華やかで1番の見どころでしょうが 2番目の各部分のつなぎ合わせが大変な作業ではないかと・・・。 ドイツ人の(7人)質問も1番多く 工場の女ヒトも丁寧に答えていました。 ドイツ語がわかればさぞ面白かったのではないでしょうか。 ショップももちろんのぞきましたよ。私には高嶺の花でしたね。 以前 2000年に義兄姉夫婦に車で連れてきてもらったときは1マルク60円前後 今は1ユーロ170円としてざっと3倍 ですものね。 ケーキとコーヒーが頂けて満足♪(ちょっと食器がカジュアルすぎた感がしましたが・・・) 時の王様が有田焼(白磁)に憧れて長年の夢を実現させたマイセン。 美術館には有田焼きも展示され 姉妹都市を 結んでいると紹介されていました。 (マイセン市内は城と工場を結ぶミニバスが走っているそうです。帰国してガイドブックを見て初めて知りました)
by yyhhko
| 2008-08-14 23:36
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