春に先駆けて我が家の庭ではスプリング・エフェメラルの福寿草 キバナセツブンソウ 続いてクロッカスと
黄色の花から始まります。 まだまだ地面がむきだしの寒々とした庭ですが 小さな黄色の花がぽっぽっと灯りがともったかのように 咲いているのを見ると 心が弾みます。 春に咲く花で黄色が多いのは虫を引きつけるためという説があるらしいのですが、どうでしょうか? まだ虫らしきものは現われませんね。 今日は1日どんよりと曇っていますが こんな日はどの花も花びらを閉じて休眠中・・。 クリスマスローズにも黄色系がありますね。 以前友人から淡いクリーム色を頂いたのですが 植え替えをした時に株が小さくなり 花芽を付けなくなりました!ポットに植え替えようかしら♪ もう増やすまいと思っていましたが 一昨日 近くの公園で開催されていた梅まつりが最終日で、 お花やさんが見切り値をつけていたダブルのピンクを購入してしまいました。 お店のおじさん曰く ”上を向くクリスマスローズは珍しいよ。持っていってよ” どれだか わかりますよね♪ アネモネ・シルベストリスや シクラメンコウムも咲き始めました。 あさって以降は雨続き、明日だけが貴重な快晴のようです。 植え替えに精を出しましょう♪ 今日(3月2日)の朝日新聞朝刊に面白い記事を見つけました。 避けられる「他人の空似」 DNAもとに植物の新しい仲間分け 今の植物の体系はダーウィンの頃から系統分類が確立してきたのが DNAの変異の差から類縁関係がかなりつかめるようになった ・・・。 最大のポイントは被子植物を双子種類と単子葉類とに大別できなくなる 双子葉植物を合弁花類と離弁花類とに分ける考え方がなくなる・・と記されています。 所属する「科」が変わる主な植物 アオキ ミズキ科 → ガリア科 またはアオキ科 アジサイ ユキノシタ科→ アジサイ科 オオイヌノフグリ ゴマノハグサ科→オオバコ科 スズラン ユリ科 → キジカクシ科またはナギイカダ科 ムラサキシキブ クマツヅラ科 →シゾ科 名称が消える主な「科」 スギ科(スギ) →ヒノキ科 カエデ科(イロハモミジ) →ムクロジ科 トチノキ科(トチノキ) →ムクロジ科 アガサ科(ほうれんそう)→ヒユ科 興味のある植物のみ取り出してみましたが 私自身 植物の名前を覚えるのが精いっぱいで 「科」にまで知識があるかというと かなりというか ほとんどありません。 でも この中で 紫陽花が今までユキノシタ科だったのかという驚きとアジサイ科という至極まっとうな 科に納まったことが(だって覚えやすいですもの♪)うれしい反面 これだけは覚えていたカエデ科やトチノキ科が無くなるのは寂しい気がします。 スズランに関してはキジカクシ科またはナギイカダ科になるの?・・絶対に覚えるのは無理! これは ほんの一例なのですが 今後国際標準になるということですから 植物園 公園(木や花には必ず名札が付いています)または書籍関係などではかなり 混乱を来すでしょうね。 ついに 植物の世界にもDNA鑑定が入ってきたのだ・・と感じました。 (当たり前といえば当たり前ですが♪) 最後に 「近縁でもないのに他人のそら似で寄せ集められていた科は解体され、分類し直された」と 大学の先生が述べられたことが何となく可笑しくて 印象に残りました。
by yyhhko
| 2010-03-02 20:14
| 庭の花
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